"Agile Japan 2017 京都サテライト", "KANJAVA PARTY 2017" で、『リモートチームの道具箱』というタイトルのセッションでお話をさせていただきました。
リモートワークに取り組んでいるチームで仕事をして3年目になりますが、リモートワークは難しいなーというのを常々思っています。
世の中はどちらかというと、リモートワークという素晴らしい取り組みをどんどん推進しようという流れに向いています。リモートワークの推進には僕も賛同するのですが、一方で、「難しさ」の部分があまりクローズアップされません。このまま、導入だけが先行してしまうと、結局「やっぱりリモートワークなんて止めたほうがいいのでは」となってしまう恐れがあって、それを懸念しています。
リモートワークは上手に使いこなせば、柔軟な働き方が促進される良い取り組みだと思います。だからこそ、「難しさ」の部分と向き合って、うまく付き合っていこう、というのを今回のセッションではお話しました。
人類はピラミッド建築の時代から、対面でチームワークをする取り組みは長年に渡って経験しており、それなりに知見も対処法も知っています。リモートワークは、たかだが数十年くらいの歴史で、知見も技術もまだ未熟です。だからこそ、その未熟さと向き合いながら取り組んでいく必要があるのです。
スライドはこちらに公開しました。
ありがたいことに、セッションハッシュタグがトレンド入りしていたので、そちらもまとめました。
セッション中にご紹介した書籍です。
- 作者: リチャード・シェリダン,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,永瀬美穂,川口恭伸
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 作者: エリン・メイヤー,田岡恵,樋口武志
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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