勤め先が上場しました

ぼくは、はてなという会社に勤めています。

その会社が、上場しました。

とはいえ、ぼくが入社したのはたかだか一昨年のことなので、ぼく自身は上場に貢献したとは思っていなくて、これまではてなという会社の成長を支えてきた先輩たちの力によって成し遂げられたことだと思っています。

そういうこともあって、「自分もいわゆる上場企業の社員になるのかー」という感想はあれども、いざ上場を迎えるにあたってどのような気持ちでいればいいのか、正直わかりませんでした。

いざ、上場の日になってみると、役員の人たちのセレモニーの様子が社内Slackに流れてきたり、オフィスにひっきりなしにお花が届けられたり、同僚とオフィスのテレビで社長の生出演の様子を鑑賞したり、お祭りのような1日でした。

人生にはいくつか、大きなお祝いごとがあります。たとえば、志望する学校に合格することだったり、結婚することだったり。

上場の日に、いろいろなセレモニーや、テレビの取材などがあり、それに笑顔で対応する同僚の様子をみていると、会社というものにもこういう大きなお祝いごとがあるのだな、と楽しい気持ちになりました。

人に誕生日があるように、会社にも創立記念日があり、こういう節目のお祝いごとがある。 大好きな友人のお祝いごとに立ち会えるのが嬉しいように、会社のお祝いごとに社員として立ち会えるのは、とても幸せなことだな、と思ったのでした。