「こんどのPHPカンファレンスで関数プログラミングの話をしてください」
突然のお誘いに戸惑いつつも、"PHPカンファレンスで登壇"なんてたぶんこの先二度と縁がないかもしれない、と思ったのでお引き受けして、喋ってきた。
この登壇にはひとつ大きな問題がある。
- ぼくはPHPをやったことがない
そのような状態での冒険的な登壇だった。
発表内容
セッションは30分。この時間内に話すことができる関数プログラミングの話題は限られている。また、PHPカンファレンスということで、参加者の多くが関数型言語の普段使いではなさそうだ。
今回のセッションでは、関数プログラミングの入り口として「参照透過性」このキーワードだけを覚えて帰ってもらおう、というアプローチでのぞむことにした。
関数プログラミングの入り口として、このキーワードを選んだのには次の理由がある。
冒頭で、"参照透過性"という少しむずかしいキーワードを出すことで、それを理解したという達成感を持って帰っていただけるのではないか、という狙いもあった。
ということでこちらが当日の発表資料。
www.slideshare.net
今までよくわかってなかった参照透過がコード例みてちょっと分かった気がする #phpkansai
— ゆず@永遠の5月病 (@yuzu_441) 2015, 5月 30
#phpkansai 処理を参照透過な部分と非参照透過な部分に分けるだけでもそこそこ効果がありそう、みたいな話
— Takashi Kanemoto (@qckanemoto) 2015, 5月 30
なんとなく狙い通りの反応をいただけたので、発表してよかった。