2018年振り返り

毎年恒例の振り返りです。去年はこういう感じでした。

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今年は前厄ということで、たいへんな1年でした...。地震や台風などの災害も多かったですね。 一方で、30台最後の年ということで、去年の末ごろから大規模カンファレンスにプロポーザルを出しまくる、という活動をしたところ、謎の神通力が働いて出すプロポーザルが全部通る、という幸運な1年でもありました。

30台は、ちょうど30とか31歳のころにITコミュニティで活動などをはじめて、登壇機会などを得ながら大きく成長できた10年だったので、その集大成という感じでしょうか。

1月

年明けいきなり事故にあいました...。まるでこの1年を暗示しているかのような出来事だった。

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大きなトピックとしてはRegional Scrum Gathering Tokyoに初めて登壇できました。去年マネージャ職に就任して、2017年の1年間の目標が、マネージメント観点の知見を得てRSGTに登壇すること、だったので、プロポーザルが採択されたときは目標達成、ということでめちゃくちゃ嬉しかったです。

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来年のRSGTは残念ながら落選してしまいました。基本的にカンファレンスは登壇 or die (自分が登壇しない場には原則行かない)の精神で臨んでいるので、また次回チャレンジします(単純に1月は会社の評価時期なので、自分が登壇する、でもないと忙しくて行けないという理由もあります)。

2月

デブサミに登壇しました。

event.shoeisha.jp

30台前半にコミュニティ活動を初めた頃、デブサミは遥か高みにある存在でした。自分も頑張ればあそこで登壇できるような人間になれるのかな、とロックバンドが日本武道館に思いを馳せるような気持ちで暮らしていました。雅叙園で登壇する、というのは自分のエンジニア人生の大きな目標の一つでしたが、それが達成できたのは素直に嬉しいです。

もしそのときがやってきたら、感慨が押し寄せて泣いてしまったりするのだろうか、と5年くらい前には思っていましたが、いざそのときが訪れてみると、淡々と物事が進んでいって、いつもの登壇、という雰囲気でした。たぶん、「大きな舞台とはいえいつもと変わらない気持ちでいられる」というのが、実際にその舞台に立てるかどうか、ということなんだろうな、と思います。

nulabさんからご招待いただき、BacklogWorldでも登壇していました。

3月

ScalaMatsuriに登壇しました。

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長らくスタッフとしてお手伝いしていましたが、プロポーザルが採択されたのはこれが初めてです。

この素敵なまとめがめちゃくちゃ嬉しかったです。

4月

Javaでキャリアの話をしていました。

kanjava.connpass.com

もうすっかり芸風が「マネージャ」になっています。

5月

@irofさんと少し面白いイベントを企画しました。

connpass.com

弁護士さんをお招きし、ITの世界での法務について雑談する会です。GDPRが大きなトピックになっていたり、OSSライセンスの扱いについてだったりITエンジニアは意外と法的なセンスを持ってないと困る場面があるよねというのを最近よく感じていました。

とてもおもしろい議論ができたので、度々こういうイベントがあってもよさそうです。

6月

大阪北部地震に被災しました。震度5弱。 幸い無事でしたが、家の中がしっちゃかめっちゃかになったり、普段の生活を取り戻すのに半月ほどかかりました。これが前厄か...。

7月

担当プロダクトで200週連続リリースという偉業を達成しました。

mackerel.io

ぼくを含めて、ディレクター3代に渡る取り組みでした。

8月

台風におびえながら、恒例のライジングサンロックフェスティバルに行ったりしていました。

この頃くらいから、社内の他チームでマネージメントの支援などをする機会が増えます。見積もりのお手伝いをしたり、スクラムマスターの壁打ち相手になったり。はてなブログチーム、はてなブックマークチームなど、社内の主要プロダクトのチームのお手伝いを度々させてもらい、自分自身のマネージメント知見もそれによって拡がったり、普段の仕事に自信が持てるようになってきました。

9月

builderscon tokyo に登壇しました。

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大きな舞台での登壇は少なからず緊張するものですが、このときはとてもリラックスして登壇に臨めて、とても楽しかった記憶があります。

とはいえ、あとから動画を見返すと微妙に声が震えていたり緊張してるなw

このイベント参加のための上京前日に、台風21号に被災しました。ベランダの柵が壊れたり、家の近くの公園の木がなぎ倒されたり...。

ベランダが復旧するのに1ヶ月くらいかかりました。これが前厄か...。

event.shoeisha.jp

年初の雅叙園に続き、デブサミ関西にも登壇しました。雅叙園の方は公募枠だったのですが、こちらは招待枠。 「わしもデブサミからお呼びがかかるようになったか...」と謎の感慨がありました。

発表内容の評判もよく、いろんな人から良い発表でした、と褒めてもらったのが嬉しかったです。

10月

10月4日のカレンダーに、「有給休暇 ベランダ修理の立会」と書いてあった...。

イベント関連は特に活動はありませんが、この頃から年末くらいまで仕事がめちゃくちゃ忙しくて、自分のタスク管理の仕方が本当にわからない、みたいになっていた気がする。その後TrelloやGoogleカレンダーを活用してちょっとだけ持ち直しました。個人タスク、みんなどうやって管理してるのか知見を持ち寄りたい

11月

Scala関西Summitにスタッフとして参加。

2018.scala-kansai.org

おおきなトピックとしては、副業として株式会社トマルバのお手伝いをはじめました。CTOの壁打ち相手として、エンジニア組織の支援という名目でお手伝いしています。

12月

Scala関西SummitのイベントレポートをWEB+DB PRESS誌に寄稿しました。

gihyo.jp

毎年掲載していただいており、今年で3年目ですが、今年は周囲からの評判も良くて嬉しいです。

gbdaitokai.connpass.com

年末恒例、岡山の合同勉強会に登壇しました。ベストスピーカー賞2位を受賞し、今年の登壇ラッシュの締めくくりとして素晴らしい結果になりました。

今年は仕事も充実していた反面、災害などたいへんな1年でもあったので、少し長めの休暇を取りました。 12月22日から1月6日まで16連休を満喫中です。

来年

今年で登壇ラッシュはいったん終わりにして、イベント登壇のペースは落とそうと思っています。いろんなイベントで、「いつも同じような顔ぶれだな」と思うことが増えてきました。40代に突入したので、業界の主役は若い世代にお任せしつつ、自分はもう少しこれまでと違った方面でアウトプットしていきたいな、と考えています。

具体的には少しアカデミックな方面に目を向けてみたい、とか、書籍の執筆などに取り組んでみたりといった機会を増やしたいです。妄想段階でまったくあてはないですけど。

副業を開始できたのも大きなトピックで、会社以外の場でもちゃんと報酬をいただいて、それに見合うバリューを出していく、というのも少しこだわってみたいところでもあります。

エンジニアリングマネージャというワードに自分のアイデンティティを見出しつつあるので、そこで力を発揮していけたらと思っています。

あ、あと今年からルービックキューブをはじめました。半年くらいでようやく40秒台という感じ。来年は競技会に出てみたいです。