毎日ブログを書くようにしたら体調が良くなった

ある日ふと、「最近の自分はアウトプットに臆病になっているなー」と感じ、こういうエントリを書いた。

daiksy.hatenablog.jp

内容は、雑なアウトプットで「だいくしーさん考えが浅いな」みたいな「化けの皮が剥がれる」ことを恐れているが、自分が過剰に意識するほど他人は自分には興味が無いだろうから、気にせずに雑なアウトプットをしたらいいんじゃないか、というものだ。

もう少しこまめにブログを書こうと思ったもう一つの理由は、こにふぁーさん (@konifar)が毎日のようにはてなブックマークホッテントリ入りをしていて、すごいなーと思ったからだ。

なんでそんなに毎日書けるんだろう、と思っていたら、こういうエントリを書かれていたので、自分も真似しようと思った。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

ネタ的なものを思いついたら、iPhoneのメモに書いておく。毎日それを「今日はどのネタを使おうかな」と眺めるようにしたら、なんやかんや書くことはあるのだ。

少し話は変わって、一昨年に一年間かけて単著を書き、それが去年出版された。当然、書店に並ぶ書籍であるから、雑にあやふやなものを書くわけにはいかない。常に一次情報をあたり、掘り下げて自分の中で咀嚼し、自分でも確かだと思える情報に限って選別したものを書く。ということを1年続けた。自分では大丈夫だろうと思って書いたトピックでも、有識者からのレビューの際に「近年ではその論は否定的な意見が多いです」というコメントを受けて数ページ丸ごと削除する、というケースもあった。その結果、雑なアウトプットができなくなったのだ。

そういうこともあって、ブログを書くぞ、と端末にむかっても、書きたい内容の根拠となる書籍を読み、論文を読み、咀嚼し、そうしているうちに疲れて書くのをやめてしまう。ということが良くあった。

別にブログはもっと気楽に書いたらいいんじゃないか、というのを冒頭で紹介したエントリを書いた際に思ったのだ。こにふぁーさんもこう言ってるし。

そんなわけで、心境の変化と、こにふぁーさんからの多大な影響を受けて、アドベントカレンダーで盛り上がってる12月いっぱいくらいは、平日はなるべく毎日ブログを書くぞ、というのを11月の後半から続けている。

やっているとちょっとだけいいことがある。

Xのフォロワーがちょっとだけ増えた。また、このブログの読者登録もちょっとだけ増えた。 時々、はてなブックマークやスターをつけてもらえる。

こういうちょっとした成果が嬉しい。

また、気軽にアウトプットをするようになったのが影響しているのか、仕事中の体調がちょっと良くなった。

マネージャーの仕事は、わかりやすいアウトプットをするばかりではない。1日考え事をしていたり、人の話を聞き続けたり、みたいな日がある。いざ、なにかドキュメントを書こうとしたり、アウトプット的な作業をしたりしようと思うと、とても心身に負荷がかかって、ちょっとぼんやりしてしまうことが良くあった。

気軽にアウトプットをする習慣のおかげか、そういう負担がちょっと軽くなった。

よし、やるかーとたいした負荷もかからずに、物が書けるようになった気がする。

いつまで続くかはわからないが、まぁやってよかったと思う。