数ヶ月ぶりにジムに行った。

去年の5月からなんとなく行かなくなっていたジムに、ものすごく久しぶりに行った。

ここ4ヶ月ほど、食事の糖質量を抑えて9kgほど痩せたのだけれど、まだ目標体重に少し届いていなくて、体重の落ち方も停滞しはじめてきたので、筋肉をつけて代謝をあげるか、と思い立った。

もう1つの理由としては、油断すると毎日なにかしら飲酒をしてしまうので、休肝日を設けようと思ったからだ。さすがにジムで運動をした夜くらいは酒を我慢できるだろう、という目論見だ。

京都の某所にあるジムに「平日の夜のみ利用」というプランで契約している。前職のときは職場からわざわざ電車に乗らないと行けなくて、そのうちだんだん億劫になったのだけれど、今の会社からだとちょうど帰り道に位置しているので、立ち寄りやすい。

ジムに行く日は、着替えやシューズなどを持っていく必要があり、荷物が増えるのがつらかったのだけれど、個人ロッカーを契約してシューズは置きっぱなしにできるようにした。

こうして「ジムに行かない理由」を1つずつ潰していき、外堀も埋まったので今度はせめて目標体重に到達するまでは継続していきたい。

久しぶりにジムに行くと、以前通っていた時に見かけていた人がいて、「ああ、僕がさぼっていた間にもあの人は定期的に通い続けていたんだ」と謎の罪悪感に苛まれた。

ところで、こういう定期的に通う場所で「いつも見かける人」。おそらくむこうも僕の事を「いつも見かける人」と認識しているだろう。毎度顔を合わせながら、いつまでも素知らぬフリをするのも感じの良いものではないし、せめて挨拶くらいはするべきなのだろうかと思うのだが、どのようなタイミングで、どのように挨拶をすれば自然なのだろうか。

休憩スペースで親しげに話をしている常連の中に、どうすれば入っていけるのだろう。

そんな事を考えながら、今日は無言で筋トレを続けていた。