読書

アリスとボブはパスワードつきzipをメールに添付したりしない - 暗号技術入門を読んだ -

パスワードつきzipの添付メールと鍵配送問題 ボブのもとに届けられたアリスからのメール。このメールにはzipファイルが添付されていて解凍にパスワードが必要だ。このパスワードは、添付ファイルの後、アリスから別のメールに記載されて送られてくる。この手…

『Scala関数型デザイン & プログラミング』で関数型プログラミングを学ぶぞ!

『Scala関数型デザイン & プログラミング - Scalazコントリビュータによる関数型徹底ガイド』(タイトル長い)を読んでいる。まだ読み終わっていないが、現時点での感想としては「最高の本だ!」という感じ。 Scala関数型デザイン&プログラミング ―Scalazコン…

『実践ドメイン駆動設計』を読んでいる

『実践ドメイン駆動設計』を読んでる。まだ読んでる途中なので、読み終わったら感想が変わるかもしれないけれど、とりあえず今の時点で思ったことなどを書いておこう。 本書は「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計(以下エヴァンス本)」の副読書として…

資本によって合法的に個人情報が海外に流出!? -『ニッポンの個人情報』を読んだ -

先日のデブサミで販売されており、個人スポンサーは安く買えるというので読んでみた。 個人情報の定義 個人情報と聞いてまず思いつくのは、住所・氏名・性別・生年月日の4情報をイメージするが、個人情報保護法で定義されているのは、その周辺の属性情報にま…

『我が闘争』を読んだ

釣り気味のタイトルであるが、ヒトラーの『わが闘争』を読んだわけではない。読んだのは堀江貴文の『我が闘争』である。どうでもいいけど「涙そうそう」と語感が似ている(本当にどうでもいい)。 我が闘争作者: 堀江貴文出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 201…

コミュ障は技術で克服できる - 『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』 -

『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』を読んだ。 僕は、自分の事をコミュ障だと思っている。 こう言うと多くの人が「ええ〜、そんなこと無いですよ」と言うのだが、自分ではコミュ障だと思っているのだから仕方がない。 先日、『嫌われる勇気』という本…

「システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓」を読んでみた

少し古い本だが、「そういえばみずほ銀行の開発プロジェクトってどうなってるんだろう」と思いながら2chの某スレを読んでいて、この本の話題が出てきたのでKindle版を読んでみた。 システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓作者: 日経コンピュータ…