コーチズクリニックとは?
こちらのスライドが詳しい。
- Regional Scrum Gatheringや、スクラムフェスなどのカンファレンスで設けられる相談の場
- カンファレンス参加者が、同じくカンファレンスに参加しているアジャイルコーチに個別相談ができる
- アジャイルコーチは、自分の得意分野と、カンファレンスのセッションなどに参加していない時間を表明しておく
- 相談者はそれを見て、自分の相談内容に答えてくれそうなコーチを指名して相談する
これを社内でもはじめてみた
ぼくの勤める会社にスクラムマスターギルドという集まりがある。毎週1回、30分程度集まって、各チームのスクラムマスターやアジャイルコーチが知見を交換したり、悩みを相談したりする場がある。気軽に相談ができて良い場なのだが、もう少し踏み込んだがっつりした相談をしたいときがある、と意見があった。
そこで、社内コーチズクリニックを立ち上げた。
スクラマスターギルドのドキュメントを集めている社のナレッジツールに専用のページをつくり、そこにコーチ役として名乗りを上げてくれた人の一覧を用意する。 一覧の項目は、名前、得意分野、相談可能な曜日/時間帯。
社内で呼びかけたところ、アジャイルコーチ、スクラムマスター、プロダクトオーナー、テックリード的な人、クリフトストレングスコーチの有資格者など、多彩な人たちがコーチ一覧に登場している。
たとえば、大きいプロダクトバックログアイテムを分割したいが、分割の観点などがまだしっくりこない、といったお悩みを持つ人がこのリストを参照して、コーチ役のプロダクトオーナーを指名して1on1をカレンダーに入れる、といったように相談の場をつくると、コーチ役が話を聞いてくれる。
もちろんコーチ役の人が、別のコーチ役に相談しても良い。さっそく自分も誰かに相談してみようと思っている。