2020年のふりかえり

今年でいよいよ後厄が終わります。コロナなどでたいへんな一年でしたが、公私ともに充実した良い一年でもありました。

去年はこんな感じでした。

daiksy.hatenablog.jp

買ってよかったもの

例年はあまり「買ってよかったもの」と言われてもピンとこない生活を送っていますが、今年は就業環境をリモートに本格的にシフトさせ、そのために身の回りを整えました。

その1. 昇降デスク

緊急事態宣言以降ずっとリビングで仕事をしていたのですが、メンタル的にも限界を感じたので意を決して買いました。

気分によって、スタンディング、バランスボール、椅子など仕事のスタイルを切り替えられます。

個人的にはふりかえりなどのファシリテーションをするときは、立ってやるとなんとなく気合が入ってやりやすいです。

その2. セイルチェア

昇降デスク購入後、一月くらい立って仕事をしていたのですが、やはり疲れるので椅子を買いました。なにげに今年最も高額な買い物かもしれません。

家にオフィスチェアを置くと、なんとなく見た目のバランスが悪い気がしていて躊躇していたのですが、知人のデザイナーさんが家に置いても違和感がない、とツイートされているのを見て買いました。

次の写真が在宅ワーク環境完成形です。

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こういう環境で仕事してます

その3. PS5

すべての抽選に外れまくって当分入手は無理かと諦めていたのですが、縁があって正規価格で入手できました。 開封した瞬間、目の前にある製品の実在が信じられないやら嬉しいやらで膝がガクガク震える、というこれまでの人生になかった反応を身体がしめし、不思議な感じでした。宝くじに高額当選した人とかもこういう気持ちになるのかもしれません。

月別のふりかえり

さて、月別の活動のふりかえりです。

1月

コロナ禍以前の生活がどうだったか、もうあまり思い出せませんね...。ほとんど記憶がありません。カレンダーを見ても別に特別なことはしていなさそうでした。

2月

デブサミに登壇しました。もともと公募セッションに申し込んだのですが、セッション内容が先方のもともとのタイムテーブルの構想とマッチしたということで、招待講演枠に移動するという特殊な感じでした。

今年はこれをきっかけにさまざまな執筆やオンラインイベントのお誘いがありました。特に今年は、その後の執筆活動によって、自粛生活の中でも一つやりがいのある仕事が得られてメンタル的にもずいぶん助けられることになります。この機会がなければ今年1年の生活はずいぶん違ったものになっていたかと思うと、少しぞっとします。

event.shoeisha.jp

speakerdeck.com

このデブサミが今年自分が参加したリアルに人が集まる形式の最後の登壇になりました。

この数日後、PIXIV TECH FES. に招待いただいていたので参加してきました。

conference.pixiv.co.jp

デブサミ -> PIXIV TECH FES 参加ため、土日を挟んで数日間東京に滞在していました。ちょうどコロナウィルスの市中感染が広まりはじめたころで、せっかく土日を東京で過ごしていたのに、なにやらおそろしくて1日中ホテルに篭もっていました。

PIXIV TECH FES. も懇親会が中止になり、その翌週からは他のイベントも次々と中止。今思えばギリギリのタイミングでした。

3月

デブサミの講演をご覧になった技術評論社の方からコンタクトがあり、編集者さんと一緒に目次を作り始めました。最初はデブサミの講演内容をそのまま記事化する予定でしたが、何度か編集会議でフィードバックをもらい、最終的に「障害対応演習」に絞った記事になっていきます。

このあたりの時期から会社にはほとんど行かずに、それ以降ずっと在宅勤務が続いています。

4月

オンライン飲み会をやりはじめたり、それに高速に飽きている様子がカレンダーから伺えました。

5月

EM.FMに出演しました。Podcastの出演はなにげにはじめてかもしれない?? 激変する周辺環境をどうマネージメントするか、みたいな話をしていました。

anchor.fm

こちらもデブサミの記事がきっかけで、ProductZineというCodeZine内に新設されたメディアの記事を書かせてもらいました。 編集者さんとのMTGの末、会社として連載枠をいただき社内でのキュレーション活動などもやっていました。

codezine.jp

Findyのメディアにお声がけいただき、自分のキャリアについての記事を書かせていただきました。

engineer-lab.findy-code.io

ちなみに、これまで原稿料をいただいて書いたWeb記事で、100ブックマークを下回ったことはまだないのが密かな自慢です。

6月

認定スクラムプロダクトオーナーを取得しました。

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スクラムフェス大阪で登壇しました。 オンライン登壇なので少し変わったことがしたいと思い、チャットに寄せられる質問やリアクションにリアルタイムに反応しながら講演する、というのをやってみました。まぁまぁうまくいった手応えがありました。

www.scrumosaka.org

speakerdeck.com

7月

冬に続いて、夏のデブサミにもお声がけいただきました。前述のProductZineのつながりで、3人のリレーセッションでした。

event.shoeisha.jp

speakerdeck.com

8月

デブサミ関西にもお声がけいただき、1年で3回デブサミに登壇するという光栄な経験をさせてもらいました。 一般参加者として講演を仰ぎ見ていたあの頃の自分にこれを教えたら、たぶん信じてもらえないでしょう。

関西在住のエンジニアのキャリアについてのパネルディスカッションでした。 コロナによって奇しくもリモートワークが浸透し、それによって地方からでもさまざまなキャリアのチャンスに巡り会えるのではないかと期待しています。 自分自身、関西にこだわって暮らしているのですが、もしあのときに東京に行っていたら、今よりも高い年収になっていたのかもなー、などと妄想することは今でもあります。

将来、人々がまた自由に行き来できるようになったとしても、地方に住みながらにして良いキャリアが選び取れるような世の中は進んでほしいです。

event.shoeisha.jp

9月

夏のデブサミのセッションが好評で、それの再演ウェビナーがありました。

codezine.jp

去年に引き続き、文科省のenPiTという事業のお手伝いをしました。

aibic.enpit.jp

10月

3月から準備していた特集記事がついにお目見えしました。 おかげさまでたいへん好評のようで嬉しいです。

WEB+DB PRESS Vol.119

WEB+DB PRESS Vol.119

  • 発売日: 2020/10/24
  • メディア: Kindle

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11月

あまり記憶がない...。

12月

去年からお手伝いしていた仕事がようやくお目見えしました。

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来年のこと

1月発売の某雑誌にむけて実は記事を書いており、先日入校されました。また、春頃に発売される予定のとある書籍のお手伝いもしています。 このように今年はコロナの影響もあって例年より登壇やイベント参加は少なかったのですが、執筆関連の仕事が多くて家で自粛生活を続けつつもおかげで充実して過ごせていました。

これらの仕事が無かったら、たぶんめちゃくちゃ気が滅入っていたと思うと自分はとても幸運だったなと思います。

これらは2月のデブサミの講演がひとつのきっかけだったり、2019年からの仕込みだったりします。それらの仕込みはすべて使い切ってしまったので、来年は特に大きな予定もなくすこし不安な気持ちを抱えているのも事実です。

そのようなこともあり、自分のキャリアを落ち着いて見つめつつ、また大きめのチャレンジなどしていけたらなと思っています。