行きつけのビアバーに行けなくなり、家でビールを飲む機会が増えた。
在宅勤務で論理的に退社した瞬間、通勤のインターバルを挟まずに瞬時に飲み始められる生活は嫌いではない。 こういうときに、大手のビールをごくごくと勢いよく飲むのも大好きだが、少しこだわってクラフトビールにも手を出したい。
お酒は外で飲むほうが好きなので、冷蔵庫には長期熟成を前提としたようなバーレイワインを置いておくことはあっても、クラフトビールを家で飲むのはあまりやらなかった。
しかしこのご時世で、これまで樽の出荷のみだったブルワリーもボトルや缶の販売を開始したりして、最近は冷蔵庫に満杯のクラフトビールが入っているのを眺めてニヤニヤするのが楽しみになってしまった。
緊急事態宣言中に飲んだビールを書き残しておきたい。
箕面ビール
言わずとしれた日本を代表するクラフトビール。 W-IPAはぼくをクラフトビール好きに引きずり込んだきっかけとなったビール。
MARCA BREWING
大阪の堀江にあるマイクロブルワリー。 最近はIPAのようにホップの効いた、味のはっきりしたビールが流行りだが、MARCAの味のまとまりの良さは軽くて飲みやすいビールで真価を発揮する、と個人的に思っている。特に5周年記念で醸造されたピルスナーはマイ・オールタームベストのピルスナー。
奈良醸造
奈良の大学に通っていたので、奈良にはとても親近感がある。 奈良醸造のビールには、セットでCDジャケットを思わせるカードが作られるので、樽を提供するお店なのに「ジャケ買い」みたいな楽しみができる。 缶を購入すると、その「ジャケット」がちゃんと一緒に送られてきて最高。
京都醸造
ここも説明不要の最強ブルワリー。 2015年の三条地ビールまつりでお披露目され、ぼくも幸運にもそれを飲むことができたのだが、あまりの旨さに驚愕した。 ベルジャン酵母がよく使われる。
これまで、絶対に作らない、と言っていたラガーの醸造に取り組むらしく、めちゃくちゃ楽しみ。 そして、その醸造の経緯に至ったブログエントリは必読。
うちゅうブルーイング
販売開始数秒で売り切れるので、購入時の争奪戦が「うちゅう戦争」と呼ばれる激レアビール。 樽の出荷が減り、ボトルの出荷本数を増やしているそうで、以前より買いやすくなっている。それでも数分で売り切れるけど。
忽布古丹醸造
北海道のビール。あまり関西で見かけないので、今回はじめて飲んだ。
また北海道行きてぇなぁ。
サッポロ黒ラベル
また北海道行きてぇなぁ。
他にもいろいろ飲んでる気がするけど、ぱっと思いついたのを書いておいた。