感謝をちゃんと伝えようと最近思いつつ暮らしている

弊社は2月1日から2020年度の下期がスタートする。1月の末に上期を締めくくる納会があった。

その後の懇親会で、半期自分のメンターをしてくれていたシニアエンジニアに、半年間の定期1on1がとても助かっていました、と感謝の気持ちを述べた。

日々、チームのディレクターとして暮らしていると、自分の仕事で本当にメンバーが助かっているのか、とても不安になることがある。自分が技術的にとてもリスペクトしているエンジニアとの1on1は、毎回とても緊張する。自分より能力の高い(と自分では思っている)人のメンタリングを上手にできるのだろうか。相手に無駄な時間だと思われていないだろうか。そう思ってしまうことがある。

半期、ぼくのメンターをしてくれていたシニアエンジニアの人も、ひょっとしたらぼくが日々思っている不安を抱えながらメンタリングをしてくれていたのかもしれない、とふと思ったのだ。ぼくはプロダクトの開発チームのディレクターと、アプリケーションエンジニアの職種を兼任している。シニアエンジニアの人は、アプリケーションエンジニア職としてのぼくに対するメンターだったわけだが、一方でぼくは開発チームのディレクターでもあるわけで。エンジニアの帽子をかぶっている人がディレクター職の人に対してメンタリングをやるというのも、相当な緊張感があっただろうとも思う。

なので、自分に対してなにか働きかけをしてくれている人は、それが本当に役に立っているのか、きっと手探りだと思うので、役に立っています、とちゃんと伝えようと思って最近は暮らしている。伝えるタイミングというのもなかなか難しくて、まだ伝えられていない人もたくさんいる気がする。