Twitterで書いたらいいんだけど、まだ観てない人もたくさんいるだろうからこっちに感想書く。
女性主人公だからといってセクシーなコスチュームを着ることもなく、恋愛要素もなく、これまでのmcu主人公たちと同様、人間味のある「ヒーロー」として描かれているのが本当に良かった。
困難に対して、常に立ち上がり続けたものが「ヒーロー」なのだ!!!
キャロル・ダンバース最高!!!
先日、社内でとあるチームからチームビルディングの依頼を受けました。
チームリーダーから要件をヒアリングしたところ、チームの特性としては以下のように整理することができました。
チームビルディングということで、最初は無難にドラッカー風エクササイズをやろうかとも考えました。しかし、前述のような文化的背景が異なるチームから集まった短期決戦型のチームでは、もう少しコントラストの強い自己認識が必要ではないかと判断し、別の手段をとることにしました。それが、「カルチャーマップ」です。
「カルチャーマップ」は、エリン・メイヤーさんが著書『異文化理解力』で提唱した、多国籍チームの相互理解を深めるツールです。異なる国の人々がチームワークをするために必要と考えられる8項目について、それぞれの特性をマッピングします。国レベルで、文化的背景が強く異なる人々の認識を整理するためのツールなので、かなりコントラストの強い自己認識が求められます。短期決戦型のチームではそれくらいはっきりしたツールの方が効果を得られるのではないかと考えました。
「カルチャーマップ」の8項目をベースに、今回ファシリテーションに与えられた最大2時間という所要時間と、ソフトウェア開発プロジェクトであるという性質から、これを5項目に絞り込みました。それが以下の項目です。
それぞれの項目について、5段階のグラデーションで自分の特性を順に考え、チームで発表してもらう、というのを繰り返します。
結果を手っ取り早くスプレッドシート上に表現したものがこれです。
この図を項目ごとに作成。最後にレーダーチャートを作りました。
参加した人のそれぞれの結果が、チャート上の線として表現されています。
これによって、チーム内で、たとえば直接的なフィードバックを好む人と、間接的なフィードバックを好む人とで、真逆の価値観をもっている人、というのが見えてきます。これをチームの認識と捉えることで、コミュニケーションにおいてこうした傾向を考慮しつつ、仕事をしていきましょう、と考えていくことができるようになります。自分は直接のコミュニケーションを好むが、Aさんは真逆の性質を持っているのだな、という認識があれば、たとえばコードレビューなどにおける表現にもそれにあわせた工夫が生まれたりするでしょう。
最も注意すべきは、このチャートの結果に良し悪しといった要素は絶対にないということです。単なる相互理解ツールなので、「見解の相違について対立的なアプローチをすべきてはない」といった使い方は絶対にやってはいけません。
今回カルチャーマップを作った所感として、ドラッカー風エクササイズなどと比べてもかなり特性をダイレクトに表現することになるので、短期決戦型のプロジェクトのチームビルディングには狙い通り効果があると思いました。ただ、表現がダイレクトであるがゆえに、ここまではっきり自己を表現してしまうのを苦手と感じる人もいるかもしれません。そういう意味では、チームビルディングの場のファシリテーションに少し慣れや工夫がいりそうだなと思いました。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
キングダムハーツ3が出たので、これはやりたい、と思った。 しかし、キングダムハーツはPS2時代の1作目の途中で断念して以来、その後17年間ノータッチであった。
キングダムハーツ3は、ナンバリングだけでなく外伝作も含めた全ての作品が前提知識だという。ならば全作遊んでやる、と意を決してやってきた。
ちょうど今はPS4で以下の3本を購入すれば全作遊べる。
キングダム ハーツ - HD 1.5+2.5 リミックス- - PS4
キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナルチャプタープロローグ - PS4
まともに全作遊ぶのは、社会人としてあまりにつらいので、以下のレギュレーションでゆるく遊ぶことにした。
上記レギュレーションの結果、次のような遊び方になった。
結論: だいたいほとんど最後はyoutube観てた。
普段自分のチームや会社に閉じこもって現実と向き合い続けていると、よそのチームや会社がすごくキラキラして見えたりする。
そんなのは当たり前のことで、わざわざ自分たちのチームの辛さをアピールする理由などない。当然成功体験や、キラキラ部分だけ切り取って外に見せているだけだ。
転職を何度か経験すると分かるのだけど、転職直後はそのキラキラ部分を強烈に浴びることで異常な幸福感や高揚を得られるが、半年もすると現実が押し寄せてくることになる。
なので現実そのものとなるべく楽しく向き合っていこう。しんどいのは皆一緒なのだ。
昨日、以下のツイートをしたところそこそこ反響があった。
自分は今、コード書かずにマネジメントしかしてなくて、そんなポジションの人にそれほど価値ないでしょ、とか思ってしまうけど、こういうポジションの人がいないチームの話とか聞くと、やっぱりいたほうがいいんじゃないか、と思うし、ほとぼりが冷めるとまた自分は無価値のように思えてしまう。
— だいくしー (@daiksy) February 18, 2019
エンジニアマネージャってなんか実績を示しづらいので、世の中の数多のマネージャ職に埋もれて、自分にスポットが当たりづらい、結果、キャリアに不安が拭えない、みたいなとこないです?
— だいくしー (@daiksy) February 18, 2019
そこで、もう少し悩みを掘り下げてみる。 通勤電車内でiPhoneのメモに雑に書き並べただけなので、まとまりはない。
というのが悩みなのである。
Apple Pencilの第二世代が出て、それをきっかけに周りの人々がPencilのそもそもの便利さを絶賛していた。ぼくも前の世代のiPad Proを持っていたので、それならば、と買ってみた。第一世代だけど。
もう10年くらい、手書きでメモを取る、という暮らしからは離れてしまい、メモといえばPCかスマフォ、タブレットにキーボードやフリック入力で書くという生活だった。これはこれで便利なのだけど、電子書籍を読みながらメモを書く、みたいな場合にとても面倒で、いつしか本を読みながらメモをとることをしなくなっていた。
Apple Pencilを購入したことで、この体験が激変する。デジタル世界に手書きメモや書き込みを持ち込めるのだ。
↑こんな具合に。iPad ProとApple pencilで本読むの最高だな、ということに改めて気付いた。 pic.twitter.com/Bs1miTrJRd
— だいくしー (@daiksy) January 22, 2019
前職では1人1枚、小さなホワイトボードが支給されていたので、アプリケーションの設計を考える際にそれに雑に図を書いて考えたりしていたのだけど、そういうのもiPadに手書きできる。プレゼンのネタを考えるときのマインドマップも手書きできるし、なんだったら登壇資料もそのまま手書きしてしまえばいい。 これらはデジタルデータなので、iCloud経由で手持ちのあらゆる端末でシームレスに共有できるし、適切なアプリを使えば手書き文字をテキスト検索だってできるのだ。
デジタルとアナログの融合。なんとすばらしい世界であろうか。
Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A
エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
年末の「合同勉強会 in 大都会岡山 - 2018 Winter -」で、ベストスピーカー2位を受賞し、その副賞としてもらったこの本が思いの外良かったので、冬休みの読書予定を組み替えて読んだ。
ちょうど今年から学習のスタイルをちょっと変えてみようと思っていたところだったので、とても参考になった。
ここ1, 2年ほどマネージャの仕事をしていると、どうしても突発的な割り込みや細切れの仕事が多くなり、1, 2時間集中してなにかに取り組む、ということができない。そういう状況で、どう効率的にインプットとアウトプットのバランスを取っていくか、というのを悩んでいて、この本がとても参考になった。
読んでいて思ったのは、この本に書かれているいろいろな学習や情報整理のプラクティスは、けっこうそれと知らずに普段からやっていたな、というのに気づけたこと。
3章の「記憶を鍛えるには」が特に印象深かった。
記憶を鍛えるにはインプットだけではだめで、アウトプットも必要である。たとえば英単語を覚えるときには、読んで暗記するだけではなくて、小テストなどで実際にそれをアウトプットすることで記憶が鍛えられる。インプットとアウトプットの繰り返しの頻度も重要で、記憶して7日後にテストをするより、記憶してすぐに1回テストをして、その7日後にもう1度テストをしたほうが定着している。このあたりは、まさに去年自分がルービックキューブのパターンを覚える際に繰り返しやっていたことであるし、受験とか、資格試験の勉強でやっていることでもある。
この書籍は全体を通して、「普段それと意識せずにやっていること」が改めて丁寧に整理されていて、それが有効であるよ、ということが示される、という体験ができた。
4章の「効率的に読むには」もとても良い章で、本を読むというのは通読することが全てではない、というのも良かった。気になるトピックだけ丁寧に読んであとは目次とタイトルだけ目を通して、あとでそれが必要になったときに読む、とか。「雑に繰り返し読む」方法とか。このあたりも、普段の自分の本の読み方が肯定された感じでとても良かった。
細切れ時間で四苦八苦しながら学習をしている人におすすめの本だな、と思った。
エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plusシリーズ)