ScalaMatsuriに参加していました。
スピーカーとしての参加
ScalaMatsuriとしては初の登壇でした(前身のScalaCanference時代にスポンサーセッションで登壇したことはある)。
最近は仕事がマネージメント業務にシフトしていることもあって、あまり積極的にコードを書かなくなったし、仕事でも粛々とScala製システムを運用しているものの、それほど真新しいことをやっているわけではないし、登壇したくてもネタがないな~と思っていました。
しかし、ふと、「粛々とScala製システムを運用している」という事実そのものが、実はネタになるのではないかな、と考えました。
2012年に、当時所属していた会社でモバイルゲームの開発をしており、そこでScalaのコードを書いていたのが、ぼくにとって初めて「仕事でScalaを使う」という経験でした。当時はScala導入企業も少なく、事例としては比較的レアな時代だったと思います。あれから数年経ち、今は2018年。プロダクション環境でScalaが動いている事例も、もはや珍しくは無くなってきました。そうなると今度は、「数年間Scalaシステムを運用し続ける」ということが重要になってきます。
我々はMackerelというプロダクトを3年半(ベータ期間なども入れるとおよそ4年)、Scala製システムを運用しています。その期間に起きたいろいろなことを紹介する。ただそれだけでも価値があるのではないかと考えました。
これからScalaを導入したい、最近Scalaを導入した。そういう人々が、未来に経験するかもしれない出来事を紹介する。そういうコンセプトでプロポーザルを提出したところ、採択していただきました。
ここでスライドを紹介したいのですが、英語スライドということもあってそれほど内容のあるスライドではないので、割愛します。
代わりに、なかやまさんがとても素敵なまとめを描いてくださっているのでご紹介させていただきます。
Scala製システムを3年間運用することで起きた様々なことへの対処を聞いてきたメモ。 #ScalaMatsuri pic.twitter.com/s8Sp87cpI4
— Nakayama san (@nakayama_san) 2018年3月17日
当日は非常に多くの方が来場してくださり、とてもポジティブなフィードバックをたくさんいただきました。どうもありがとうございました。
大阪で開催予定のサテライトイベントで再演の予定もありますので、ぜひまたお越しください。
スタッフとしての参加
毎年スタッフとしてお手伝いもしていて、今年もスタッフをやりました。たまたま出張予定と重なったので、キックオフイベントに現地して参加し、その後は自宅のある関西からリモートで度々お手伝いしていました。
少し身の回りが慌ただしかったこともあり、あまり準備段階ではお手伝いできませんでしたが、当日は受付・翻訳レシーバー係・セッションの司会などの役割をこなしていました。
遠方からのスタッフ参加も可能なので、興味のある人はぜひご参加ください。