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青春の一冊を披露するのはとても恥ずかしい

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

青春っていつからいつまでの事をいうのかな?

高校とか大学の頃、本はたくさん読んだはずなのだけど、強烈に印象に残っている本はあまりなくて、この頃は映画とか音楽とかに影響を受けることが多かった気がする。「人生を変えた映画」「人生を変えた音楽」とかはこの頃に出会ったものが多い。あとはこの時期ってやたらと難解な本や変な本を読みまくってたイメージがある。なんか、そういうのがカッコいいと思ってた時期。

自分の人生に影響を与えた本、となるともう少し遡って、小学生とか中学生の頃に読んだ本は強烈に印象に残っているものがたくさんある。『エルマーの冒険』とかぼくと同世代の人ならたいていよく覚えてるのではないかな?

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

人生で一番最初に本を読んでキュンキュンしたのは『伊豆の踊子』で、人生で最初に本を読んで泣いたのは『若きウェルテルの悩み』。すごく良く覚えてる。どんなシチュエーションで、どんな季節で、自分が何を思いながらこの本を読んでいたか、まで記憶してる。

伊豆の踊子 (新潮文庫)

伊豆の踊子 (新潮文庫)

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

どちらも中学1年の頃だ。

あとは筒井康隆にどハマりして読みまくってたのもこの時期。『七瀬ふたたび』を読んで面白くて、その後「エディプスの恋人』を読んで、最後に「家族八景』を読むという七瀬シリーズを変な順番で読んだ。そういえば最近なぜか『旅のラゴス』が流行ってるそうで、それもこの時期に読んだ気がするけどあんまり内容はよく覚えてない。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

中学の時、いわゆる厨二病的な感性と大槻ケンヂという最悪の組み合わせで彼の本も全部読んでた。『新興宗教オモイデ教』とか今でも時々読み返したくなる。さっきKindle化されてるのを見つけた。

中学2年だか3年だかの時、当時通っていた学習塾で模試を受けた。ぼくは国語の試験が好きで、それは長文読解の問題文ってけっこう面白い文章が多いから、というのが理由なのだけれど、その日に受けた試験の問題文にある小説がでてきた。

人間は仮面をつけて生活せねばならない、という世界が舞台で、その世界である日、主人公が素顔の女の子をみかける。その女の子は仮面を外していて完全に違法なのだけど、それが気になって仕方がなくて...という感じのお話。

試験中だというのにその小説がとても印象深くて、異常に感動して、試験が終わった後もドキドキしながら家に帰ったのを覚えている。

結局、誰が書いたか何という小説なのかが思い出せなくて、ずっと気になっていた。

社会人になって数年経ったある日、mixiのなにかのトピックで、学校の教科書についての議論があって、そこで例の小説についての話題を見かけた。ぼくが通っていたのとは別の学区にある学校で採用されていた国語の教科書に載っている小説だったらしい。

すっかり大人になってからやっと判明したその小説は『素顔同盟』というタイトルだった。

素顔同盟 - 教育出版

ここで全文が読める。

なるほど、とてもよくできたお話だけど、今読んでもあの頃の気持はまったく蘇ってこなくて、寂しい気持ちになった。あのドキドキはなんだったのだろう。

という感じで、思いつくまま「青春の一冊」候補をダラダラと書いてみた。

なるほど、いかにも中学生、という感じのラインナップだ。なんか恥ずかしい。