年末年始ということで、昨日百貨店の酒売り場に行くと、レジで40分待ちという恐ろしい長蛇の列ができていた。 百貨店で酒など買うものではない。
僕はビールが大好物なので、年末年始とかゴールデンウィークなどの長期休暇ではクラフトビールをしこたま買い込んで、昼間からビールを飲みながら本を読んでヘロヘロになったりするのが最高の贅沢だと思っている。
自分ばかり楽しい思いをするのもどうかと思うので、僕のビールライフを少しばかりシェアしようと思う。
さきほど、id:funnelbit さんの日本酒の記事を読んだのでそのフォーマットを真似て紹介してみる。
飲み屋にいく
酒の飲み方は日本酒だろうとビールだろうと洋酒だろうと変わらない。その道のプロの店で飲むのが一番だ。 僕がよく行くビールのお店はこれら。
京都なら、下の3店舗を抑えておけば大正義。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26000635/
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26020910/
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26018104/
大阪もいろいろあるが、次の4店舗がおすすめ。 ビアベリーは箕面ビールの直営店なので、箕面ビールしか飲めない。 クラフトビアベースは店内にセラーがあって、ボトルを購入することができるので、お店で飲んで気に入ったビールなど買い込んで行くと良い。
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27064698/
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27065982/
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27066826/
クラフトビールが美味しいと思うのであれば、ベルギービールだと比較的手に入りやすいので、そちらから攻めるのも良い。ベルギービールが飲みたければ、このあたりのお店に行くといい。
このドルフィンズの系列店で、焼き鳥とベルギービールが楽しめる最高の店もある。
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27050360/
とりあえずベルギーとか地ビールとかよくわからないけどいろいろ飲みたい、というのであれば、ベタだけどこういうお店に行っても良い(1店舗であらゆる国のビールが飲めるが、その分お値段はほんのすこし高めな気がする)。
https://www.world-liquor-importers.co.jp/osaka/osaka_beer/
銘柄を学ぶ
こういうお店に足繁く通い、自分の好きなビールに出会ったら、とりあえず銘柄を覚えよう。酒は基本的に覚えゲーなので、引き出しの中の知識量が多いほど通ぶれる。
「シメイはトラピスト・ビールの一種で…」とか言えると通っぽいが、あまり知識をひけらかしすぎるとウザいので要注意だ。
ベルギービール大辞典あたりを頭に入れておいてドルフィンズに行くと、店員さんからさらにいろいろ教えてもらってめっちゃ知識が深まる。
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スタイルを学ぶ
ビールには「スタイル」というものがある。 エールとかラガーとかスタウト、といったやつだ。
日本でキリンとかアサヒとかが出していて、居酒屋で「生中!」と頼むと出てくるビールは、「ピルスナー」というスタイルに分類される。日本人はピルスナー == ビールと思っているふしがあるが、あれは数あるビールのほんの一部にすぎない。
スタイルを学び、自分の好みのスタイルを見つけたら、それを中心にいろいろなブルワリー(酒造所)のビールを飲むといい。僕はIPAというスタイルが大好きで、箕面のW-IPAにはじまり、サンクトガーレンのYOKOHAMA XPA、ブリュードッグのPUNK IPA、という感じで他のブルワリーに手を拡げていった。
季節のビールを楽しむ
クラフトビールには季節によって様々なビールが楽しめる。夏の終わりから秋にかけて出荷される箕面の桃ヴァイツェンや、ボジョレー・ヌーヴォーと同日に解禁になるサンクトガーレンのアンヘル・ディアブロなどだ。
少し前なら輸入物のクリスマスビールなどが楽しめた。
これからの時期は、バレンタインデーに向けてチョコレートビールが出荷され始める。特にサンクトガーレンのインペリアルチョコレートスタウトは至高なので、ビール好きなら一生に一度は飲んでおくべき。
頒布会に申し込む
季節のビールをそれぞれ楽しみたければ、ブルワリーの頒布会に申し込むのも良い。年間契約で申し込むと、毎月数本ずつそのブルワリーの季節のビールが自宅に届けられる。
クラフトビールを専門に扱う酒屋に行く
ビールの知識が増えてくると、お店で飲むだけでは飽きたらず、自分の足でいろいろ開拓したくなる。 その場合はクラフトビールを専門に扱う酒屋に通い、いろいろ試すと良い。また、こういう酒屋は、特定の銘柄専門のグラスを扱っている。ビールも、ウィスキーなどと同じで、その香りや味わいによって最適なグラスの形があり、銘柄ごとのグラスで飲むのが一番旨い。お気に入りの銘柄と、その専用グラスが食器棚に並ぶようになればあなたは完全にビール通といえるだろう。
おすすめの酒屋をいくつか紹介しておく。
http://www.occn.zaq.ne.jp/asahiya/
山岡酒店 Yamaoka-Saketen - ホーム | Facebook
クラフトビールのつまみには生ハムが最高にあうので、さらに道を極めたければ原木を買うとよい。
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